町の環境がダムにより一変、飛騨川河畔で行われるボートレースを象徴するイラストを入れた改ざん防止用紙

 

「ボート王国かわべ」の成り立ちと町の活性化とは

まず始めに川辺町の中央を南北に縦断する飛騨川、1936年に川辺ダムの
竣工により川の流れはなくなり、縦長の湖ができて岸辺の木や竹が
風を遮ることによって年間を通して、川の流れや波風がほとんど立たないことでボート競技には、絶好の条件が整ったと言えます。
そのため岐阜県は1970年に漕艇場を作り、全国からボート競技の選手が合宿できる宿泊施設を整備し、
地元の中学生や高校生も日々の練習に励めるようにしました。東アジアの国際大会や国体や高校総体など多くの大会が開催されている
川辺町では川辺漕艇場を含めた川辺ダム湖を町のシンボルとして、
「ボート王国かわべ」をキャッチフレーズにして町の活性化を図っている。
そして漕艇場から眺める米田富士や山川橋などのパノラマと
カラフルなボートのコントラストが最高らしい。
「ボート王国かわべ」は初夏の風物詩であり6月には、かわべレガッタが
行われ、レースはチャンピオンシップの部、ふれあいの部など様々な
カテゴリーに分かれており、真剣勝負のレースやコスプレで参加するユニークな
レースが、あるなど趣向を凝らして、大会を盛り上げています。事前に登録すれば経験してなくても参加することが可能です。
レースが行われる飛騨川河畔は、応援の掛け声で盛り上がるのは間違いないですね。

原稿をスキャナでとった画像では何色で印刷しているのかわからない

さて、ある日ある町の会社さんから偽造防止用紙の見積り依頼が、ありました。
それはA4で表2色と裏面から透かしがあるというものでした。
見積りをする時に印刷原稿を見て、積算すれば正確なのですが、
原稿をスキャナでとった画像では、何色で印刷しているか専門業者でも
解らないのです。ですから印刷原稿を確認して見積りをすべきなのです。
その辺の話しは、カラーの4色(黄・赤・藍・黒の掛け合せ)で色を出して
いる場合と、特色で色を出して表現する場合があります。
いずれにせよ事前に印刷する(プレプリント用紙)なのでバックは少し薄い色か
淡い色を印刷しないと後でプリンターで証明書を黒で印刷した時に目立つようにしなければなりません。

結局の所、最初はA4で表2色、裏は透かしと言うことで見積ったのですが、
実際に印刷原稿を見れば表はもう1色、特色がうすくあるのです。
なので表3色 裏は透かしと言うことになり、
見積りを見直す事になりました。
この様に、見積りは、予算見積りと正式見積りがありますので
正式な見積りの場合、印刷原稿を確認しないと正確ではないと思います。

どういった改ざん防止を使っているか?また物作りはなぜ共同作業が必要か?

そしてこの場合、改ざん防止用紙のコピーガードは、町名の英文字の中に
「複製」という隠し文字を埋め込んでいます。
また2つ目は裏から町章(町のシンボルマーク)を透かしとして入れています。
その際、地元の会社様にデザインを制作して頂いて、
こちらで隠し文字を埋め込んで、作り上げると言う合作が
一番物づくりの思い入れが深まると思います。
今後、こういう共同作業で物づくりが進んでいくのではないかと思います。

>>>詳しくはこちら

21.02.15

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