大学が偽造防止用紙を使うべき理由とは?メリットや選び方を解説

現代では不正や改ざんのリスクが増加しており、大学の評判や信用に深刻な影響を与える可能性があります。卒業証明書や学位記などの重要文書が改ざんされれば、学生の学歴や大学の信頼性に大きな傷をつけることになるでしょう。

そこで本記事では、大学が偽造防止用紙を使うべき理由を紹介します。防犯性の高い用紙を使うメリット・偽造防止用紙の種類・作成する場合の流れまで、初心者でもわかるように解説します。大学で使用する文書の防犯性を強化したい方には、必見の内容です。

目次
偽造防止用紙とは?
大学が偽造防止用紙を使うべき理由
大学が偽造防止用紙を使うメリット
大学で偽造防止用紙はどのような証明書に活用できる?
大学におすすめの偽造防止用紙の種類
隠し文字
透かし
大学が偽造防止用紙を使う場合の選び方
セキュリティの高いデザインを選ぶ
文字の見やすさを重視する
オリジナルのデザインがおすすめ
大学が偽造防止用紙を作成する場合の流れ
大学が偽造防止用紙を作成する場合の費用
大学向け偽造防止用紙の作成は「天野印刷」へ相談

偽造防止用紙とは?

偽造防止用紙は、不正行為や詐欺から文書を守るために使用される特殊な用紙です。この用紙には、セキュリティ機能が組み込めるため、幅広いジャンルで使用されています。また、近年ペーパレス化が進んでいますが、まだまだ紙ベースで運用しているのが現状です。

とくに自治体で発行する公的文書は、書面でのやり取りが主で、データ上ですべて完結できる運用には至っていません。そのため、犯罪リスクの観点からも、偽造防止用紙の重要性が高まっているのです。

大学が偽造防止用紙を使うべき理由

大学が偽造防止用紙を使うのは、文書の信頼性と安全性を確保するためです。大学では、卒業証明書や学位記などの重要な文書が発行されます。これらの文書は、個人の学歴や学位取得の証明に利用されます。

もしも、大学が発行している文書が不正に改ざんされると、学生や大学の評判に深刻な影響を及ぼす可能性があります。現在はSNSも発達しているため、不正の実態が明るみに出れば、大学の信用が地に落ちてしまうでしょう。

以上の理由から、大学は偽造防止用紙を使用し、文書の信頼性と安全性の確保が求められているのです。

大学が偽造防止用紙を使うメリット

大学が偽造防止用紙を使用すると、3つのメリットがあります。

  1. 不正防止
    特別な加工を施した用紙は、セキュリティ機能を備えているため、改ざんが困難になっています。これにより、犯罪リスクが減少できる点は、大きなメリットといえるでしょう。
  2. 大学の信頼性を高める
    大学側のセキュリティ強化を大々的に広報すれば、社会からの信頼性が高まります。昨今、防犯性の高さも重要視されていることから、大学の評判や信用を守るには、文書の信頼性が極めて重要です。
  3. セキュリティ面の意識向上
    偽造防止用紙の使用により、大学全体でセキュリティ意識が高まります。これにより、情報漏洩や不正アクセスなどのリスクを最小限に抑えられます。

大学で偽造防止用紙はどのような証明書に活用できる?

ここでは、大学で偽造防止用紙が活用できる証明書を表で解説します。

主な証明書

内容

在学証明書

大学に在籍していることを証明する文書

顔写真はなく必要事項のみ記載

成績証明書

大学で履修した取得単位・科目の評価が記された成績表

企業によっては採用面接時に提出を求める場合がある

卒業見込証明書

大学を卒業できる見込みがあるかを示す書類

企業選考・内定後の手続きで必要になるケースが多い

健康診断証明書

健康診断の結果が記載された証明書

就職活動の際、健康状態の確認で必要になる

卒業証明書

必要課程を修了し卒業したことを証明する文書

就職活動時に必要になるケースが多い

大学におすすめの偽造防止用紙の種類

大学で偽造防止用紙を導入する際、どのような防犯の種類を採用すれば良いのでしょうか。ここでは、大学におすすめの防犯技法を紹介します。

隠し文字

隠し文字は効果的な防犯技法として、多くの分野で重宝されています。防犯性能が高く、犯罪リスクを防止できるからです。隠し文字は、カラーコピーした際「COPY」や「複写」といった文字が現れる特殊な機能を持っています。

隠し文字は、比較的簡単に確認できるセキュリティ対策のひとつです。隠し文字を導入することで、文書の信頼性と安全性が向上します。

透かし

透かしは、おすすめの偽造防止用紙のひとつです。用紙に特殊なマークやロゴの「透かし」を組み込むことで、偽造を防止する効果があります。

このように透かし技法は大学におすすめの防犯機能といえます。

大学が偽造防止用紙を使う場合の選び方

大学が偽造防止用紙の採用を決めた場合、どのような点に注意して選べばよいのでしょうか。ここでは、3つのポイントに絞って解説します。

セキュリティの高いデザインを選ぶ

偽造防止用紙を選ぶ際は、セキュリティの高いデザインを重視しましょう。セキュリティの高さは、改ざん・模倣のリスクに直結するからです。大学の評判や信用を守るには、セキュリティ対策を重視したデザイン選びが重要です。

打ち出す文字の見やすさを重視する

大学が偽造防止用紙を選ぶ際に重視すべきポイントは、例えば卒業証明書をプリントアウトしたとします。その文字などのフォーマットが見やすいか?というのは、偽造防止用紙のデザインの濃度が濃いと、黒でフォーマットをプリントアウトした時、デザインとかち合って文字が見づらいことがあります。

見やすくするために、デザインをうすくした偽造防止用紙を選ぶとよいでしょう。

オリジナルのデザインがおすすめ

大学が偽造防止用紙を選ぶ際には、オリジナルのデザインがおすすめです。理由として、大学の独自性が表現でき、偽造を困難にします。オリジナルデザインの利点は、まず大学の個性やアイデンティティを反映できる点です。

大学の校章・イメージカラー・歴史的な要素などをデザインに組み入れれば、偽造防止用紙が大学の特徴を象徴するものとなります。なお、オリジナルデザインは、専門業者に依頼することで、プロフェッショナルなデザインが実現できます。

専門業者に依頼し、大学の個性を最大限に活かした偽造防止用紙を作成しましょう。

大学が偽造防止用紙を作成する場合の流れ

大学側が偽造防止用紙を作成する際は、専門業者に依頼するのが一般的です。ここでは、専門業者に依頼する場合の流れを紹介します。

 

作成する流れ

内容

1

問い合わせ

初めに専門業者に問い合わせします。

大学の場合は、他大学の学務課から紹介されるケースが多いです。

2

ヒアリング

他大学で使用したサンプルを提出し、学章・校風などの特徴をヒアリングします。

3

デザインを決める

ヒアリングで確認した情報からデザインを決定します。

4

用紙・数量・カラーを決定

用紙サイズは大学の仕様にマッチしたものを選択します。

発注する数量は、年間の使用量を予想して発注しましょう。

5

見積もりを提出

デザイン・発注数をもとに見積もりを作成します。

6

デザインのレイアウト

見積もりの金額に承諾次第、依頼したデザインからレイアウトに入ります。

7

テスト品を提出

テスト品(サンプル)の提出があります。

双方でイメージの違いがないか、すり合わせを行います。

8

印刷

修正完了後、印刷に入ります。

9

納品

業者にて検品を実施後、納品となります。

大学が偽造防止用紙を作成する場合の費用

偽造防止用紙を作成する場合の費用は、デザインの種類や発注数で費用が変わります。一般的な費用相場は以下のとおりです。

  • 隠し文字+発注数(A4サイズ3,000枚)

費用相場:4万5千円~6万円

  • 隠し文字・透かし+発注数(A4サイズ3,000枚)

費用相場:6万円~7万5千円

偽造防止用紙はデザインや発注数で費用が変動します。専門業者に依頼する場合は、先に予算を伝えてから、デザインなどを相談すると良いでしょう。

大学向け偽造防止用紙の作成は「天野印刷」へ相談

本記事では、大学が偽造防止用紙を使うべき理由・メリット・選び方について解説しました。大学が防犯性を高めれば、不正防止や大学の信頼性向上など、数多くのメリットが期待できます。

しかし、独自性のある偽造防止用紙は、専門業者に依頼しなければ作成できません。そこで、昭和39年創業の天野印刷をおすすめします。天野印刷は、偽造防止における専門的な技術と印刷機材を保有する歴史ある印刷会社です。

当社は依頼者のニーズに合わせた最適なデザインを提供します。現在、偽造防止用紙を検討中の方は、天野印刷にご相談ください。

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