事例-4
以前から日本全国の自治体でご当地キャラクターを作り、地域を上げて盛り上げていこうという試みがなされていていました。まさに今がトレンドなのです。
皆さんもマスコミ等で有名になった「 くまモン 」とか、非公式ではあるが「 ふなっしー 」など、他にも全国の自治体に多く存在しています。
ご当地キャラクターの役割
どこもキャラクターを作るため、地元で案を出し合って考えたり、また外部制作会社に依頼して、作り上げたりしています。そして各地で行われるイベントへの参加、キャラクターの着ぐるみによるパフォーマンスをして、観光地や特産品のPRをしています。またキャラクターが、グッズのネーミングとデザインまで影響を与えているように思えます。
キャラクターのカワイイがインスタ映え・・・
観光に行った思い出として、可愛いご当地のキャラクターがあったら、インスタ映えすると思い、画像をすぐにSNSに投稿する若い男女が増えている。特に女子の間では、カワイイがトレンドになっていて女子の間で年齢層が広がっている。
自治体が発行する書類にキャラクター入りコピー防止用紙
第一に、A4サイズの中に地紋として、自治体のひらがなと英文字を交互に繰り返して、向きを斜めに65行並べてその中に「 複写 」という文字を万線で隠してあります。カラーコピーすると「 複写 」が浮かび上がります。これがコピー防止用紙です。
第二に、自治体の花に、特殊なピンクのインキを印刷していて、その部分を指で最低3秒ギュッと押さえると1秒の間、体温でインキの色が消えて、そしてまた元へ戻るという肉眼ではっきり解るコピーガードなのです。このインキは示温インキと言います。これもまたコピー防止用紙です。
第三に、自治体名をひらがなで透かしとして施してあります。これも同じくコピー防止用紙に使えます。そして、A4四角の2ヶ所にキャラクターを配置しているのです。
まとめ
最後にまとめになりますが、なぜ自治体は発行する書類の証明書まで、ご当地のキャラクターを入れてコピー防止用紙を印刷したかったのか?
それは、町づくりのためには愛されているキャラクターを、いろんな場面に活用したかったのではないでしょうか?実のところ、キャラクターを入れる前は、観光地を入れていましたがパッとしませんでした。何れにせよ、ご当地のキャラクターブームは、まだ始まったばかりで、まだ終わる気配はなさそうです。
ちなみに自治体でコピーガードされた証明書は、どの部署で一番使われているか?
それはやはり市民課が一番多く、次に税務課です。
※キャラクターには著作権があるのでご注意を!
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