自治体の花としていかに根付かせるか?それには広報から発行する書類まで仕掛けが?

事例-3

 

 全国には、いろんな花の祭典、フェスティバル、また公園、庭園、自然園など四季折々にいろんな花が咲くスポットが多く存在します。
ですが、別に公園ではなく、秋には河川敷に花が咲き誇り、近辺ではコスモスの鑑賞会を催している自治体もあるのです。

 その花を、どのように市民の方々に認知していただけるか?
それは、自治体の広報誌から発行している書類まで、その花をアピールして根付かせることではないでしょうか。

コスモスの種をまき、花を育ててきた川沿いの歩道

 川沿いの歩道の両側に、色鮮やかなコスモスの花と河川敷の緑と川で、とても良い景色で、すばらしい。また、一面に様々な色のコスモスが咲き誇っていて、綺麗です。コスモスの花は、メキシコが原産地でキク科に属し、秋桜とも言われている。

もう一つの自治体の花は、ヨーロッパの野生種パンジー

ヨーロッパに自生する、野生種の花から育種されて、野生種や初期の品種は冬の定温にあったのちに、長い日数の下、開花する性質を持っていましたが、現在は、その性質は弱まり、秋から春まで長期間咲く花の品種が多くなりました。

発行する証明書(書類)の仕掛けとは

第一に、偽造防止として、自治体名をひらがなの白ヌキ文字で繰り返し一行にして、向きを斜めに 50行 ぐらい並べて配置している。その中に、「 複写 」という文字を隠してある。カラーコピーをすると、その文字が浮かび上がってきます。

また、第二に自治体のマークを、透かしとして印刷しています。蛍光灯にかざすと、薄くマークが浮かんできます。カラーコピーしてもマークは出ません。

そして、メキシコ原産の花と、ヨーロッパ原産の花をイラストで A4 の書類にレイアウトして印刷してあります。

 

最後にまとめとして

自治体の花としていかに根付かせるか、それには広報から発行する書類まで仕掛けが必要。

全国には、花が咲くスポットが多く存在しますが、四季折々の花を楽しめる自然な公園は、そんなに残っていないのです。植物園や観光ガーデンのような、人工的なものではなく、自然そのものを生かし、季節に応じた花を植生して、手を入れ整備された自然な公園があるのです。それは、赤城自然園と言い、群馬県 渋川市にあります。

話を戻しますが、地域に馴染んだコスモスの花は秋、パンジーの花は春という具合に季節を区別している。そして、発行する A4 の証明書( 書類 )にコピーガードとして隠し文字「 複写 」を埋め込み、透かし「 市章 」を真ん中に置き、その上に2種類の花、コスモスとパンジーを配置しているのです。

 

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21.02.13

 

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